まず、私の話。
個別銘柄を中心としていた時期、私の持ち株には「NVIDIA」がありました。
当時の保有銘柄は20ほど。資産比率は5%程度で、あくまでポートフォリオの一部という認識でした。
しかし、NVIDIAの成長力は凄まじかった。他の銘柄と比べても圧倒的な上昇を続け、気づけば比重はどんどん膨らんでいきます。 一方で、下がる銘柄や保有を諦めて売却する銘柄もあり、結果的にNVIDIAは最大30%という、巨大なシェアを占めるまでになりました。
「分散投資」という安らぎを求めて
さすがに一つの銘柄に30%はリスクが高い。そう感じた私は、分散投資の重要性と「ドルコスト平均法」を学び、投資信託を中心とした積み立てにシフトしました。
「オルカンやS&P500なら、広く分散されているから安心だ。」
入金先を投資信託に変えてからも、NVIDIAは成長を続けました。 私の入金力以上に株価が伸びたこともあり、個別株としての比率は依然として20%を超え続けていました。
そこで私は「思い切った調整」を決断します。NISA枠を活用して、少しずつ個別株を売却し、投資信託へと買い替えていったのです。 未来の爆益を一部諦める代わりに、非課税枠での安定を選ぶ。そんな「心のトレードオフ」を測りながらの作業でした。
2026年、新たな気づき
そして2026年。努力の甲斐あって、NVIDIAの(個別株としての)比重は10%程度まで収まりました。
「S&P500内の比率が7.7%だから、あともう少し調整すれば安定だ」——そう、安心していたのです。
「SP500の中にも、7.7%のNVIDIAが潜んでいる」
この事実を改めて直視するまでは。
私のポートフォリオには、S&P500も、オルカンもあります。 こっそり積み立てている「FANG+」も、昔の興味で買った「VGT(バンガード情報セクター)」も。 それら全てを「レントゲン」のように透かしてみた結果、衝撃の事実が浮かび上がりました。
分析結果
分析結果サマリー
Report: 2026NVIDIA 依存度
自覚していたリスク
無自覚なリスク(盲点)
これからの戦略
理想はS&P500と同じ「7.7%以下」にすることかもしれません。 しかし、インデックス投資をメインに据えている以上、個別株を1株でも持てば、その目標達成は極めて困難です。
最終ゴール:NVIDIA依存度を10%以内に抑える
まずは2026年中に、目標の中間点である12.5%以下を目指します。
個別銘柄の数字だけで一喜一憂していた自分に、投資信託という「見えないリスク」を教えてくれた今回の分析。
みなさんも、自分のポートフォリオを透かしてみてはいかがでしょうか。
「意図していない依存」が、そこには隠れているかもしれません。

