FIREとは? 経済的自立と早期リタイアの基本
FIRE(Financial Independence, Retire Early)は、資産運用による不労所得で生活費をまかない、若いうちに仕事を辞めて自由に暮らすライフスタイルです。
日本では「30代や40代で完全にリタイアする」というイメージが先行していますが、最近では働き方を調整する「サイドFIRE」など、多様な形が広がっています。
2. 多様なFIREの形:自分に合ったスタイルはどれ?
FIREには、主に以下の4つの種類があります
- Fat FIRE(ファット ファイア)
いわゆるFIREそのもので、資産収入で暮らしていくスタイル- 労働 :完全リタイア
- 必要資産:高
- 生活水準:高
- Lean FIRE(リーン ファイア)
生活費を落とすことで、必要資産を抑えるスタイル- 労働 :完全リタイア
- 必要資産:中
- 生活水準:低
- Barista FIRE(バリスタ ファイア)
パートタイムなどで働き、社会保険を維持しながら不足分を資産収入で賄うスタイル。- 労働 :ゆるく継続
- 必要資産:中
- 生活水準:中
- Side FIRE(サイド ファイア)
資産収入と、好きな仕事(副業やフリーランス)の収入を組み合わせるスタイル。- 労働 :継続
- 必要資産:高
- 生活水準:中
これらはどれも魅力的ですが、子育てや住宅ローンがある世代にとって、30〜40代での達成は非常に高いハードルとなります。
3.FIREに必要なもの
FIREに必要なものは、いうまでもなく潤沢な資産です。
この潤沢な資産を運用し、運用益で暮らすのが正攻法です。
この潤沢な資産を形成するには何が必要か?
それは、「複利」の力を増幅させる長い時間です。
20代や30代前半ならいざ知らず、40代以降となると、複利を効かせるような圧倒的な時間を味方にする事は難しく、複利の恩恵を最大限に受けるには、残された時間が決して多くないという現実に直面します。
4. 「FIRA60」とは何か?
そこで提案したいのが、FIRA60(Financial Independence, Retire Around 60)です。 これは「60歳前後での経済的自立とリタイア」を指す言葉です。 一般的なFIREのような「超早期」ではありませんが、定年以降は労働をしなくても生きていけるよ。という状態を目指します。
そう・・・新しい価値観でも何でもなく、60歳での定年退職する。という古き日本の働き方のお話です。
5. なぜ今、FIRA60なのか?
① FIREを目指すうえでの「現実的なマイルストーン」になる
「40代で1億円貯めてFIRE」は難しくても、「60歳までにリタイア資金を準備する」と考えれば、投資期間を長く確保できます。 資産運用の複利効果を味方につけやすく、無理な高リスク投資を避けて着実に資産を築くことが可能です。
② 日本の「年金・退職金制度」と相性がいい
日本には公的年金制度があり、原則65歳から受給が始まります。繰り上げ受給で60歳から受け取りも可能です。 FIRA60の最大の利点は、資産収入だけでなく、年金も考慮したキャッシュフローで考えられる点です。 40代から完全リタイアするのと比べ、用意すべき資金額が大幅に少なくて済み、達成難易度がぐっと下がります。
まとめ:まずは「あなたのゴール」を可視化してみよう
まずは「あなたのゴール」を可視化してみよう
「40代からでは遅い」と諦める前に、まずは具体的な数字を確認してみてください。60歳でのリタイアに必要な資金額は、今の資産額やこれからの積立額によって驚くほど変わります。
あなたの場合は、あとどれくらいの積み増しが必要でしょうか?以下のシミュレーターで、ぜひ一度計算してみてください。
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※現在の資産額、毎月の積立額、想定利回りを入力するだけで、60歳時点の資産推移がひと目でわかります。
